DIPLOMACY
もし、アメリカ軍が来たら、歓迎会を催して下さい。あまり周りを気にする必要はないと思います。何故なら、オウムはアメリカ人に対して怖いという感覚を持っているからです。
まず、アメリカ大使館を確保しようかと思ったのですが、どうも他の者がうろついているようなので、後で整理して欲しいと思います。
場所は「品川プリンスホテル」とし、自衛隊や警察官ができるだけたくさん出席できる大きな広間を貸し切って下さい。費用はプロジェクト内の予算からすべて出して下さい。
そこで日本は歓迎の意思で会を開くことと、日米合同で調査をお願いしたいということを伝えて下さい。また、アメリカの現状も聞いて欲しいと思います。そして、日本国内で解っている情報と共に、アメリカ軍にも協力してもらって、血液検査を経た身分証を発行して欲しいと思います。
アメリカ軍が日本で活動するには、やはり生活圏の充実が不可欠です。食料や日用品の確保の方法など、航空自衛隊が間に入って調達を手助けして欲しいと思います。
アメリカ軍が待機できる場所は、横田基地あたりになると思います。そこは広く、居住敷地が確保してあり、道向こうには、十字型の大きな米軍ハウスもあります。できるだけ広くてきれいな部屋を使用し、あとは緊急用の住居として確保しておいて下さい。
フランスから協力者が来たら、同じように歓迎会をお願いします。住居は米軍ハウスでいいと思います。
JOINT INVESTIGATION
主にアメリカ軍との合同調査は、JAXAから得た資料を元に、世界状況の分析と今後の予測、そして安全圏の把握と完全確保を目的に行って下さい。
調査結果は随時日本防衛システム本部とアメリカ本土にも伝えて欲しいと思います。問題が発生している場合は、どう対処すればいいのか検討してもらい、本部や各基地での対応をお願いします。
問題は、主に「青酸カリ」についてだと思いますが、極秘で「あるもの」を調達しなければなりません。それを爆弾の筒の中に火薬の代わりに入れて投下する方法を考えています。薬が撒かれている場所には近寄れないので、その方法しか無いと思っています。
そこで調べて欲しいのは、原発の施設に青酸カリが置かれていたのですがその状態がどうなっていたかです。聞くところによると、プールと呼んでいる液体のたっぷり入った窪みに沈められていたというのです。問題はその液体です。オウムは「メルトダウン」という言葉を使っていました。それを至急調べて欲しいのです。
また劇薬などの強い薬は、サーモグラフィーカメラに反応するかどうか試して下さい。もし、反応するのなら、遠くからでも危険区域が特定できるので、安全圏の確保が容易になります。どうしても目に見えない危険が存在するので、この方法が有効であることを願っています。
YOKOTA BASE
横田基地敷地内に「日本防衛システム横田本部」を立ち上げることを決めました。
その本部を中心に各国の支部を置き、通訳を含めた警備班を結成。また、銃装備可能な「SBSTチーム」も募集して、その周辺の警備防衛に動いて下さい。
そこで「SBSTチーム」のユニフォームのモデルを考えてみました。ネイビーのシャツに、チャコールのカーゴパンツ、黒のブーツと黒の帽子、冬は黒のパイロットジャンパーを揃えて下さい。一応、数が足りるものでサイズが豊富であるものを選びました。